インタビュー記事ページ
2025/03/25
「顧客ファースト」の理念とともに、
まさに「全員」でクライアントを成功に導く。
創業時のベンチャーマインドを忘れず成長を続けるコンサルティングファーム
ZEIN株式会社

ZEIN株式会社
2017年に創業。幅広い業種への知見と経営やITへの専門性を持ったコンサルタントが多数在籍し、ITを活用したコンサルティングを軸に、多種多様なプロジェクトを展開。
ビジネスモデル・IT戦略の立案から業務システムの導入、またパートナー・プロダクトの活用による、GRC領域やクラウドプラットフォームの整備、FintechサービスやIT-BPOの提供などを行っている。
Great Place to Work® Institute Japan(以下GPTW)が発表する、 日本における「働きがいのある会社」ランキング ベスト100(634社参加)に2年連続選出されている。
お話を伺った方

志賀野 寛彦 様/代表取締役CEO
アクセンチュア株式会社にて、戦略策定や業務改革に加え、大規模システム(ERP)導入におけるIT企画構想から実行、運用支援など、業務/ITコンサルティング業務に従事。
その後フリーランス期間を経て、現・EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社にて流通/小売、消費財セクターのリードパートナーを務める。
2017年11月にZEINを創業し、代表取締役に就任。ベンチャー精神を忘れずに新たなチャレンジに挑み続けている。

秋生 宗範 様/ディレクター
シンプレクス株式会社にて、デリバティブ・為替等の金融商品のコンサルティング、システム導入、収益分析に従事。
その後、現 EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社でのインフラ系チームのリーダーを経て、独立系Fintechコンサルティング会社にて、投資型クラウドファンディングのプロダクトマネージャーとして、パッケージ開発・導入に従事。
2018年2月よりZEINに参画、現在は金融セクションのディレクターを務める。

岡田 清登 様/シニアマネージャー
ライフカードにて提携クレジットカードの発行や提携終了に伴うプロパーカードへの切替業務などに従事。
その後、芸能人のマネージャーを経て、ライブドア にてiDCや社内ネットワーク関連業務、ソフトバンク・ペイメント・サービスにてEC・小売会社などへの決済代行システムに関する営業・営業企画に従事。
コンサルティング未経験ながら2020年5月よりZEINに参画、金融セクションにて決済領域の第一人者として活躍中。
2017年の創業以来、ベンチャーならではのスピード感と柔軟性を持ってITコンサルティング業界での存在感を強め続けている、ZEIN株式会社。
20人規模で立ち上げられた同社は、現在では100名を超える社員を抱えるほどに成長しています。
今回は代表取締役CEO・志賀野寛彦様に加え、金融セクションディレクター・秋生宗範様、金融セクションシニアマネージャー・岡田清登様の3名に、ZEIN株式会社で働くうえでのやりがいやスキル・キャリアアップ、今後の展望や求める人材について、お話を伺いました。
ZEIN株式会社創業の経緯
―― まずは志賀野社長に、ZEIN株式会社創業の経緯をお聞きします。
志賀野 様(以下、敬称略): もともと新卒でのアクセンチュア入社時から、私には独立志向がありました。
そこで一時はフリーランスとして働きましたが、この仕事はひとりで動いても、大きな価値を生み出すのは難しいと実感したのです。そのため、自分と同じ考え方の仲間と共に起業して、一緒に会社を大きくしたい、との目標を持ちました。
その後、EYストラテジー・アンド・コンサルティングでセクターリーダーなども務めました。しかし自分の中で、何かと制約の多い大手よりも小規模な会社で、スピード感や柔軟性を持ってシンプルにクライアントを支援していく仕事に、より大きな魅力を感じ始めたのです。
―― 大きな会社で働くより、小さな会社でも自分たちが自由に動ける仕事をしたい、と考えたわけですか。
志賀野 : はい。やはり大手だとスピード感や柔軟性が鈍くなりますし、自分がやれることに制限もあります。一方、独立すればクライアントやサービスの幅も自分たち次第で決めることができ、新たなチャレンジに向けた意思決定スピードも格段に上がるという点が魅力的でした。
そんな想いを持ちつつ目の前の仕事を続けていく中で、「今後一緒に働きたい」と思える仲間と出会い、声をかけて「ZEIN」を立ち上げました。
現在も受け継がれるZEIN創業時の理念

―― 志賀野社長のなかで、ZEINをどのような会社にするか、という理想像はありましたか?
志賀野 : コンサルタント業を経験してからの起業のため、業務内容では他社との大きな差別化は難しい、と考えていました。そこで、まずベンチャーとして始めるからには、ベンチャーらしいスピード感と柔軟性、そして新たなチャレンジをし続けるという意識を持って、全員でクライアントと自社の成長にコミットする会社にしたい、という目標を立てました。
社員が10人いたら、10通りの考え方があります。そんな10人がそれぞれアイデアを出し合ってブラッシュアップしながら会社を育てていく、そんな間柄の社員と仕事ができるのが喜びです。
ZEINの企業理念は、「全員(ZEIN)で成し遂げ、全員(ZEIN)で分かち合い、全員が幸せになれる会社を目指す」であり、社員ひとりひとりの成長が会社の拡大に繋がり、その中で自身のやりがいや達成感が得られる会社にしたいという想いから掲げています。
―― この創業時の目標や理念に関して、金融セクションとして実際に業務の最前線にいる秋生さん、岡田さんはどのように実感していますか?
秋生 : 私は創業メンバーのひとりですが、当時の理念は現在も残っている、と感じています。会社自体が順調に育っているのも、志賀野の考え方に共感した社員たちが集まったためです。
私も以前の会社では、会社に対して自分自身が貢献している実感を得たい、との思いを持っていました。現在の仕事はやるべきことも多いですが、それだけに自分が直接関わる点も多く、貢献への実感は得られています。
岡田 : 私は2020年4月に入社した、中途入社組です。入社当時はまだ創業メンバーの割合が、中途入社の人間よりも多い時期でした。入社して実感したのは、非常に信頼できる人間が集まっている、という点です。そして、志賀野の言った創業時の理念を含め、上に立つ人間の考え方が創業当時からぶれていない、変わっていないのが魅力です。
現在では社員数も増えましたし、組織として変化している部分もありますが、上の人間の考え方が変わらないため安心して働ける点が、仕事をするうえでの大きなポイントとなっています。
社員のキャリアアップ・スキルアップにおける特色
―― コンサルティング業界を目指す方は、キャリアアップやスキルアップを重視している方が多くいます。その点、貴社はどのような特色がありますか?
志賀野 : まず、弊社の特徴の一つとして、毎年いくつかの新しいサービスを立ち上げ、様々な業種業界のクライアントを獲得するという守備範囲の広さが挙げられます。これにより、多様なソリューションを用いた、複数のプロジェクトが同時に走ることとなり、会社の規模感を考えると各プロジェクトのメンバーひとりひとりへの期待値も自然と高くなっていると感じます。
従って、若く経験の浅いメンバーだとしても重要な戦力と考え、プロジェクトにおいて明確な役割と責任が与えられる、刺激的な環境であると言えます。また、その期待値に応えるための教育や育成という観点では、年に数回のタイトル別の研修プログラムがありますが、実際にスキル習得や経験値の獲得を実感できるのはOJTによる現場での生きた研修に尽きると考えています。
その点でも、少人数で上位(マネージャー以上)のメンバーとの距離が近いというプロジェクト環境は、キャリア/スキルアップという観点から見ても最適なものと言えるでしょう。
―― 実戦の中で、さまざまな仕事を学びながら成長できるわけですか。
岡田 : 私は金融系の事業会社から転職しており、入社時はコンサルタントとしての基礎も備わっていませんでした。しかし、まずは自分の経験を生かしながら業務を進め、分からないところは周囲のメンバーに聞きながらキャッチアップするという形をとり、まさにOJTとして足りないものを補いながら少しずつ経験値を積み上げていきました。
早く一人前のコンサルタントにならなければ、ということではなく、ZEINとしてどのように顧客を満足させられるか、の点にフォーカスしていたため、焦らず学びながら仕事に取り組むことができました。業務上で困った場合は上長への相談や、周囲への手助けもすぐに求められる環境で、今でも、秋生は自分自身が忙しいなか、夜中でも相談に乗ってくれます。だからお互いに信頼感を持って、仕事ができるわけです。
志賀野 : 岡田はコンサルタント未経験で入社してきましたが、現在は自分が持っていた知識を生かしつつ金融セクションの最前線で働いています。弊社内では、決済領域の第一人者として活躍中です。
得意ジャンルを生かしてコンサルタントとしての自分を成長させ、会社の成長にも貢献している、まさに創業当時の理念を体現している社員のひとりです。
―― 秋生さんはディレクターとして、社員のキャリアアップに関してどのようにお考えですか?
秋生 : もちろん教えるべき部分は教えますし、フォローが必要ならばフォローします。ただ金融業界の場合、たとえばブロックチェーンといったフィンテックに関わる新しい技術やサービスが短周期で生まれたり、法改正などの環境変化が頻繁に起こります。
そのため、自分自身が勉強してキャッチアップしていく姿勢というのもまた重要になってくると考えます。実際に私も毎日の情報収集を欠かさず、タイムリーなキャッチアップを心掛けています。
志賀野 : 秋生は、まさにプレイングマネージャーとしてプロジェクトをリードし、適宜新たな情報をキャッチアップしながらクライアント対応やチームメンバーのサポートをしてくれています。
このように、上位となるメンバー全員が同様の意識を持ってプロジェクトに臨んでいるという点が弊社の強みの一つと言えるでしょう。
社員のキャリアアップ・スキルアップにおける特色

―― 秋生さんと岡田さんにとって、貴社で働くうえでの魅力ややりがいは、どういった点でしょうか?
秋生 : チームで仕事をするうえで、全員でやっていく、という意識が強い点です。互いに足りない点をフォローしあい、顧客に対してさまざまな提案をおこない、最終的に満足していただくのは、この仕事のやりがいだと考えています。
そのため、上の考え方を下位メンバーに押し付けるのではなく、全員の考えを尊重しつつ仕事をするという形ができあがっている点は、弊社の仕事における難しくも魅力的な部分です。
大手コンサルティングファームだと、どうしても上司と部下の関係が上下関係になりますが、弊社では上下ではなく、フラットな関係に近い、と言えます。
岡田 : 私も仕事に関しては、秋生と同様です。追加するなら、ZEINには合理的な人間が多い点が魅力です。自分がやりたいことは合理的にメリットを説明すれば受け入れられますし、逆に不要な部分も同様です。
前例に捕らわれず、その時点の最適解を出せる人間の集団なので、労働環境としても居心地は良く感じています。
仕事以外の労働環境も充実
―― 労働環境が整っているのは、実際に働く人間としては安心できる点です。先ほどオフィス内を拝見しましたが、皆さんイキイキと働いていらっしゃいました。
秋生 : オフィス内は、フランクな雰囲気もあります。服装も、常に固めである必要はありません。もちろん、クライアントワークの際はその場にふさわしい服、TPOに合わせた対応は必要ですし、引き締めるべきところは引き締めますので、ときには厳しい瞬間もあります。
岡田 : 厳しいと言っても、ただ叱られるようなことはなく、一緒に解決策を求めていくような環境です。
秋生 : 業務以外ですと、たとえば「ZeinBu」という部活動があります。10個以上の部があって、プロジェクト以外でも社員同士がコミュニケーションできる場です。さらにはファミリーDAYや社員旅行、クリスマスパーティーの企画などもあります。
岡田 : コンサルティングファームは、同じ会社の社員でもプロジェクト外ではつながりにくい部分があります。それを意識して、さまざまな社員が集まって交流する、情報交換をする場を設ける、などの環境は整っています。
※写真はクリスマスパーティの様子

ZEINの今後の展望
―― 社の今後の展望について、お聞かせください。
志賀野 : やはり会社の成長、拡大は続けていきたいです。ただし単純に成長させるのではなく、理念として創業時のマインドやカルチャーを崩さず、社員全員がベンチャーの気持ちを持ったままであることが理想です。
ベンチャーマインド、つまり会社を、自分を成長させよう、との考えを持った人間は、現在弊社でもチームのリーダー的な立場にあります。このマインドを持った社員たちがそれぞれのチームを育てていけば、会社が大きくなっても全体的なカルチャーは維持できるはずです。
―― コンサルティング会社は数多くありますが、そのなかで貴社が今後勝ち続ける源泉的な部分は、どこにあるのでしょうか?
志賀野 : 勝ち続けるというか、勝ち残るというイメージです。弊社は顧客の選り好みはしませんし、さまざまな仕事を全方位的に受けられる会社である点は強みだ、と考えています。
工程的な部分では、開発工程もふくめてワンストップで完結できる点も、弊社の強みです。さらに大手にはない、スピード感や柔軟性にも自信があります。これらの強みを生かして、他社ができないこと、やれない仕事を弊社が請け負っていく点に、勝ち残っていくための答えがあるでしょう。
―― 他社がやらない仕事でも対応できる、という強みですね。
志賀野 : もちろん、仕事を受けるか受けないかは、リスク判断をして決定します。私の考えとして、コンサルタントの仕事は顧客からの信用が一番大事。仕事をした顧客から「また一緒に仕事をしたい」と言われるのがこの仕事の醍醐味ですし、そう言われる仕事をしなければなりません。
顧客から「ZEINとはもう仕事はできない」などと言われるような仕事は絶対にしない、そう考えて社員が動いているのも、弊社の強みです。
ZEINが求める人材とは
―― 貴社では、どういった方と一緒に働きたいと考えていますか?
志賀野 : コンサルタントはクライアントビジネスであり、クライアントの期待値に応えることが絶対です。そのため、自分の仕事に一切の妥協はしない方、つまり最後までやりきる気持ちや、やり切るために自分が成長する気持ちは絶対に持っていてほしいです。
私は、社員全員に幸せになってほしい、と考えています。そのため仕事に対して、やりがいや達成感を持ってもらいたい。妥協しないマインドは、自分が幸せになるためにも必要だ、と考えてもらいたいです。
また岡田のように、コンサルタントの経験がなくても、特定の事業では人脈や知見を持っている社員は数多くいます。そういった社員も入社してから、持っているバックグラウンドを生かしつつ、どんどん現場に入って成長してもらうのが理想です。
秋生 : チームメンバーであれ、顧客であれ、相手を尊重する気持ちを忘れない方です。顧客のビジネスを成功に導くためには、自分たちの立ち位置を考えつつ、顧客を尊重しながらさまざまな調整をしていく必要があります。
もし顧客が成功とは違った方向に向かっているなら、それを正す覚悟も必要です。顧客を尊重しつつ、言うべき部分は言う、そういうバランス感覚は持っていてほしいです。
岡田 : やはり情熱がないと、顧客にはなにも伝わりません。あとは、弊社に来て何がしたいのか、という「WILL」は持っていてほしいです。
あれができます、これができます、でも何がしたいかがわからない、なんて方だと、こちらも何を教えて、何をしてもらえたらその人が達成感を得られるのか分かりません。
志賀野 : 最後に付け加えると、弊社はレビューやフィードバックを細かくおこないます。そのためそれらを真摯に受け止め実践してくれる方が望ましいです。そういった方は成長意欲もあり、修正すべき部分は修正できる柔軟性もあるためです。
人の意見にしっかり耳を傾け、よりよい成果を上げることに注力できる人は、弊社のカルチャーにもマッチし、よりエキサイティングでチャレンジングなやりがいのある仕事に出会えると思います。
これまでのZEINは、コンサルティングファームとしての基礎固めをする段階でした。しかし現在では社員数も増えましたし、これからはコンサルティング事業の拡大に合わせ、新規ビジネスやサービスの創出を積極的に行っていくフェーズに入っています。
チャレンジの結果として失敗しても、それですべて否定されるようなことはありません。失敗しても次に頑張ろうと考えられる前向きな方、さまざまなチャレンジをしてみたい方を、弊社は歓迎します。
代表の志賀野氏は、大手ファームやフリーランスとして企業支援に携わる中で、「真にクライアントのためになるプロジェクトができ、社員がやりがいと成果を感じられる会社を創りたい」という想いからZEINを立ち上げました。組織は拡大しておりますが、創業当初の思いを社内に浸透させ、社員の皆様が同じ方向を向いて進まれていらっしゃる印象を持ちました。
少数精鋭な組織であり、年次やポジションに関係なく高い裁量と責任が与えられ「プロジェクトの主人公」としてクライアントに価値を届けていくことができます。
【ZEIN社を特におすすめしたい求職者様のペルソナ】
- クライアントにとって本当に意味のあるプロジェクトを一気通貫で提供したい方
- 裁量権とスピード感のある環境で、クライアントにコミットすることを志向される方
- 全社員の一体感がある環境を求める方
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